「PlantDock」全国サービス展開のお知らせ

スマート保全支援サービス「PlantDock」は、日本全国を対象としたサービス提供体制の本格展開を開始いたしました。

日本の基幹産業を支える化学プラント設備は、築50年を超えるものが多く、設備の老朽化が深刻化しています。一方で、プラントのメンテナンスを担う保全技術者や建設事業者の大幅な減少が予測されており、業界は深刻な需要ギャップに直面しています。

当社のサービスは、この喫緊の課題に対し、地域的な制約を超えて対応することを目的としています。日本の産業を支える物質(ゴム原料など)の生産継続と安全を支援し、社会全体への大きな貢献を果たすという強い使命感に基づき、長野県の飯田市を拠点としながらも、全国のプラント事業者様のニーズに応える体制を整えました。

PlantDockの最大の強みは、最新の3Dスキャン技術による高精度な現況計測から、そのデータに基づく設計、製造、現地工事までを、一社で一貫して提供できるワンストップ体制にあります。

全国展開の核となるのは、リスクを分散し、事業をスケールさせるビジネスモデルです。

当社は、計測データに基づく計画・設計の最適化と工事管理を担う「ブレイン」として機能します。これにより、現況図面の不在といった根本的な問題を解決し、工事の品質と計画の妥当性を保証します。

大規模工事のリスクを回避しつつ対応件数を増やすため、製造や現場工事は、地域ごとの協力業者(職人)様と強固に連携して実施します。

この体制により、「関東甲信越あたりしか施工できないのでは」といった地理的な懸念を払拭し、北海道から九州、遠方のプラントに対しても、高品質かつ迅速なプラント保全サービスを提供することが可能です。

PlantDockは、この全国サービス展開を通じて、プラント保全における業務の効率化やDX化を推進し、お客様の機械停止期間の最短化工事コストの適正化を実現してまいります。

今後も、全国で当社の事業に共感し、共に日本の産業を支える意欲のある協力業者様(職人、製造、営業など)を積極的に募集し、ネットワークの更なる強化を図ってまいります。

全国のプラント事業者様からのご相談、お問い合わせを心よりお待ちしております。